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記憶とは?/ プロミス

[ 220] 記憶の心理学(物忘れ、デジャブ、思い出)
[引用サイト]  http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/koneko/kioku.html

一人の青年が花をもって恋人にプロポーズに行きます。ところが、出てきた女性は戸惑った顔をして部屋に戻り、電話をかけます。その声が、聞こえてきます。
プロポーズし、結婚し、子供が産まれ、育っていった、その記憶を無くしてしまったのです。彼はがく然として立ちすくみます。
一生懸命暗記したものでも、一晩たつと、見事に忘れてしまいます。「ああ、なんて私は頭が悪いんだろう」と思ってしまいますが、そんなことはありません。心理学の研究によると、記憶は、覚えた直後に急激に忘れていくことがわかっています。
今、私は高校時代の無数の出来事のほとんどを忘れています。でも、今も覚えている高校時代の思い出は、たぶん、この先もずっと覚えていることでしょう。
ところで、私たち凡人は、記憶力のなさを嘆きますが、記憶力が高すぎることを悩んでいた人もいました。この人は、芸人として、たくさんの数字や言葉を覚える芸を見せていました。
彼にとって、覚えることはそれほど難しくありませんでした。しかし、忘れることができないのです。今日のステージで覚えたことが、次のステージになっても忘れることができず、混乱しそうになったこともあるそうです。
ほんの一瞬だけの記憶です。雑踏を歩いていて次々とすれ違う人の顔、確かに一瞬目に入りますが、記憶に残ることはなく、流れすぎていきます。
アドレス帳の電話番号を見る、電話をダイヤルする。このときは覚えていますが、そぐに忘れて、必要なときはまたアドレス帳を見ます。短期記憶は、10秒ぐらいの短い記憶です。数字でいえば、普通7つ前後しか覚えられません。
小さな子供が一生懸命、自分の家の電話番号を覚えています。覚えてはすぐに忘れ、また覚える。こうして繰り返していくうちに、もう忘れなくなります。これが、長期記憶です。
パソコンに何かを記憶させるときには、まず人間の言葉が、パソコンのデジタルなデータに変えられます。そのデータが、フロッピーやハードディスクに蓄えられます。そして、必要なときには、データを検索して情報を呼び出します。
テスト問題ができないとき、そもそも授業中に頭に入っていなければ、符号化に失敗していたことになります。一文字違いで間違えた場合などは、貯蔵している間に記憶が変形してしまったわけです。のどまで出かかっているのに、思い出せないというのは、検索に失敗したわけです。
考える必要もなく、知らないと答えるでしょう。あなたが、どんなに分厚いアドレス帳を持っていても、総理の番号など、ある訳ないと、常識でわかるからです。この人間の検索力は、素晴らしいものです。機械だと順番に調べていって、最後まで調べて、ようやく「アリマセン」と回答があるのですから。
記憶が変化していくというのも、人間ならではですね。たいてい、自分に都合の良い記憶になったり、美化されたりします。
初めての経験なのに、前にも同じことが会ったような気がする。考えれば考えるほど、確信が深まる。これをデジャブー(既視感)といいます。お話し好きの人は、生まれ変わりだとか、タイムスリップだとか、いろいろ想像力を発揮したいところでしょうが、心理学的には、記憶の錯覚です。
以前経験したはずなのに、全く記憶に残っていないことはよくありますよ。デジャブーは、その反対です。とはいっても、デジャブーって、やっぱり不思議な感覚ですよね。
金星人にさらわれて宇宙を旅したという記憶を持っている人がいます。しかし、記憶にあるからといって事実とは限りません。記憶の中だけでストーリーが出来上がってしまうことがあります。
アメリカで裁判になった事例です。ある女性が心理療法を受けているうちに、むかし父親にレイプされ、2度も人工中絶を受けていたことを「思い出し」ました。ところが、医者が診察してみると、彼女は男性経験はなく、もちろん妊娠などしたことはありませんでした。
自分の願いや不安、イメージ、人からの誘導質問や暗示などによって、記憶が作られてしまうことがあるのです。裁判の証人の記憶にも、その危険性があると言う人もいます。
(シュワルツネッガーが主演した映画「トータルリコール」は、作られた記憶が大きなテーマでした。リコールは、心理学用語では、記憶の再生という意味です。)
私たちの思い出には、楽しい思い出もあれば、辛い思い出もある。また、人それぞれ苦労した人もいれば、楽してきた人もいる。

 

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