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三番叟とは?/ プロミス

[ 414] 三番叟
[引用サイト]  http://homepage3.nifty.com/koshikyo/sanbaso.htm

それ豊秋津州(とよあきつす)の大日本、国常立(くにとこたち)の尊(みこと)より、天津神(あまつかみ)七代(ななよ)の後、地神の始め、天照大神(あまてらすおんがみ)、岩戸に籠らせ給ひし時、世は常闇(とこやみ)となりけらしその時に、四方津神(よもつかみ)、八百万(やおよろず)の御神達神集めに集め給ひ、庭火を焚いて庭神楽。神すずしめと木綿襷(ゆうだすき)、太祝詞(ふとのりこと)の神歌や、式三番のその謂れ、おさおさ申すも恐れあり。
とうとうたらりたらりら、たらりあがりららりとう。ちりやたらりたらりら、たらりあがりららりとう。鳴るは滝の水、鳴るは滝の水、日は照るとも絶えずとうたり、常にとうたり。君の千歳を経ん事は天津乙女の羽衣よ。鳴るは滝の水、日は照るとも絶えずとうたり。ありうとうとうとう。
とうとうと鳴る鼓、宇佐の神の御役にて、笛の初音も高円(たかまど)や、笛吹の大明神。大鼓(おおど)は高野の大明神、太鼓は熱田の源太夫、いづれも秘曲の打囃子。鳴るは滝の水、日は照る神の神いさめ。されば春日の大明神、翁の袂ひるがへす扇の手こそ面白や。
青にぎて、青丹(あおに)よし奈良の都の三笠山、かげもあらたに慈悲万行(まんぎょう)、七五三の歩みの大事、十五の拍子とりどりに。万代(ばんだい)の池の亀は甲に三極を戴いたり。滝の水麗々と落ちて、夜の月鮮やかに浮かんだり。渚の砂(いさご)さくさくとして旦(あした)の日の色を朗ず。天下泰平国土安穏の今日の御祈禱なり。
物の音につれて立ち舞ふ小忌衣(おみごろも)、千歳(せんざい)は近江なる白髭(しらひげ)の御神なり。黒き尉(じょう)は住吉の大神。鼓は浪のどうど打つ、音は高天原(たかまがはら)なれや。岩戸に向かふ神神楽、ほそろぐせりと吹く笛も、ひいやひしぎの音色まで、春は霞の立姿。
「アヽラめでたやな。物に心得たるアドの太夫殿に見参申さう」「てうど参って候」「誰がお立ち候ぞ」「年頃の朋輩つれ友達、御アドのために罷り立ちて候。今日の三番叟、猿楽きりきり尋常に舞うておりそへ。色の黒い尉(じょう)殿」「この色の黒き尉(じょう)が、今日の御祈禱を千秋万歳所繁昌と舞ひ納めうずることは何より以て易うざう。まづアドの太夫殿には元の座敷へおもおもと御直り候へ」「某が元の座敷へ直らうずることは、尉(じょう)殿の舞ひよりもいと易うざう。御舞なうては直り候ふまじ。御舞ひ候へ」「御直り候へ」「御舞ひ候へ」「あらやうがましや」「さらば鈴を参らせう」
初日は諸願満足円満、二日の日はまた二つ柱。宇津女(うずめ)の神子(みこ)が一ト(ひと)二タ(ふた)三四(みよ)五ツ(いつ)六ユ(むゆ)七八(ななや)九の十(ここのたり)、百千万(ももちよろず)の舞の袖。五月のさ女房が笠の端(は)をつらねて早苗追取り打上げて諷うた。千町万町億万町。田をばぞんぶりぞ、田をばぞんぶりぞ、ぞんぶりぞんぶりぞんぶりぞ。御田を植えるならば、笠買うて着せうぞ。笠買うてたもるならば、なほも田を植ゑうよ。三日は福徳寿福円満、子徳人の子宝、車座に並べた。たつまついるまつかいつくひっつく、火打袋にぶらりと付けて候ぞ。これ式三の故実にて、三日(さんじつ)これを舞ふとかや。
柳は緑花は紅(くれない)、数々や。浜の真砂(まさご)は尽きるとも、尽きせぬ和歌ぞ敷島(しきしま)の神の教への国津民(くにつたみ)、治まる御代こそ目出たけれ。

 

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