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[ 466] 平本メソッド・ピークパフォーマンス実践シリーズ:先延ばししている仕事に取り組む(1) (1/2) - ITmedia Biz.ID
[引用サイト]  http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0606/28/news007.html

やらなくてはいけないと思っていても、ついつい後回しにして結局やらないままになっている仕事がたまっていないだろうか。今月は、先延ばししている案件を確実にこなしていくためのテクニック「先延ばし撃退法」をマスターしよう。
「先週やればよかった」「どうしてこれまでこの仕事を放っておいたのだろう」──。誰しもが、こんな気持ちになったことがあるでしょう。仕事をする上で、避けたいと思っていながらもついついやってしまう“先延ばし”。今回の連載、まず初めは、心理的抵抗などの精神的なものから、スケジュール管理などの行動レベルのもの、そのほかさまざまな手法を駆使してあなたの先延ばしを確実に根絶します。
ステップ1――先延ばししていることが、本当に必要か、本来は必要ないことがリストに含まれていないかを調べる
最初に、今、先延ばししていると思っていることを、洗いざらい書き出してみてください。例えば、「英会話をやりたいと思っているのにしていない」「○○語を修得したいのに、まだ手を付けていない」「Excelの最新バージョンをマスターしたいので、本を買ったけれど読んでいない」など、思いつく限りたくさん、あればあるほどいいです。
ではさっそくステップ1から進めていきますが、その前に注意点です。先延ばしの撃退は上記の「ステップ1」から「ステップ5」まで、必ずこの順番で進めてください。この順番に意味があります。このステップのどこかで、必ずあなたの先延ばしが根絶されます。
「ステップ1」は、「本当はやらなくていいのではないか」「本当はやらないほうが、能率がいいのではないか」、「諦めたほうがいいのではないか」、ということを確認するステップで、3つのポイントがあります。
まず1つ目のポイント。「『やりたい』『やらなきゃいけない』と信じ込んでいるけれど、本当は必要ないかもしれない」、これをチェックします。
例えば、「散らかっているデスクをなんとか片付けたい」、という場合を考えてみます。確かに机が散らかっていると能率が悪い人はいます。でも、散らかっていても能率がいい人もいるのです。重なった本の下からパッと書類を取り出す、なんてことができる人がそうです。この人は、周りの「おまえ、これじゃ能率悪いだろう」という言葉に洗脳されて、かたづけなきゃと思いこんでいるだけで、実は散らかっているほうがいい人です。
「締め切り」もそうです。明日の朝9時が締め切りなのに、前日の夜から書き出して良いものを書ける人もいます。そんな人は、1週間前に書き終えたとしても内容があまり良くなかったり、早く書き始めても調子に乗れなかったりします。「私は締め切り直前の方が乗る」、ということならば、“先延ばししている悪いこと”、というレッテルをはがして、「これが自分のスタイルだ」と認めてほしいのです。
では、「ステップ0」で書き出したリストを見てください。そして、本当は「先延ばし」のリストから外していいのではないか、というものがないか検討してください。あれば、この場で消してしまいましょう。
平本 何日前からやりますか? 「これくらいの分量だったら、この日からやればいい」、というのが自分で分かっているはずですね。
平本 じゃあ、2日前は絶対丸々空けておいてほしいんです。そして、その前に気を病むのをやめてほしいんです。
平本 だったら余裕を持って3日前にしてもいいですよ。つまり、気を病むのを止めてほしいんです。気の病みには何の生産性もないんです。結局、書いてないじゃないですか。だったら豪華に楽しく気持ちよく過ごして、最後の3日間に集中したほうがいいですね。1日で足りなければ2日にしてもいいし4日にしてもいい。それは自分で一番生産性のあがる調度いい日数を決めればいいんです。
3分LifeHacking:「ちょっと一服……」の場所がないときに使う4つの喫煙スポット検索サービス外出先でちょっと一服したい、しかしここでタバコを吸ってもいいんだろうか……。そんな悩みを解決するのがケータイの喫煙スポット検索サービスだ
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[ 467] 対応必至──メタボリックシンドローム:メタボリックシンドロームにどう取り組む? - ITmedia Biz.ID
[引用サイト]  http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0710/02/news004.html

2008年度から「特定検診・保険指導」が医療保険者に義務付けられることもあり、企業からもその予防や対策について注目が寄せられている「メタボリックシンドローム」。社会的にも話題となっているためご存じの方も多いと思うが、実際に健康を考える際の1つの尺度として、改めてその意義や対策について見ていこう。
メタボリックシンドロームの診断基準が日本肥満学会、日本動脈硬化学会、日本糖尿病学会など、内科系8学会によりまとめられたのは、約2年前の2005年4月。これにより、「内臓脂肪」が生活習慣病の発症といかに密接な関係があるのかが明確にされた。
メタボリックシンドロームは、「内蔵脂肪症候群」とも呼ばれており、内臓脂肪型肥満によって、さまざまな病気が引き起こされやすくなった状態をさす。腸間膜や肝臓にたまる内臓脂肪からアディポサイトカインという物質が分泌され、これが高血圧や糖尿病、高脂血症を引き起こすというのだ。
メタボリックシンドロームは「内臓脂肪」が大きな要因とされているため、その診断には、ウエストサイズが必須項目となっている。その基準値には諸説あるようだが、現在、日本国内の基準値とされているのは、男性で85センチ、女性で90センチ以上。これに血清脂質異常、血圧高値、血糖高値の3項目のうち2項目以上に該当すると、メタボリックシンドロームと診断される(図表1)。
来年度から医療保険者に義務付けられる「特定検診」と「保険指導」はこのような背景から生まれた施策で、これまでの健診が個別疾患の早期発見・早期治療を目的としているのに対して、「予防」に焦点を当てているのが特徴といえる。また、メタボリックシンドローム対策として、「腹囲の測定」が健診に新しく取り入れられるほか、リスクのある対象者に早期介入をし、対象者に行動を変えさせることを目的とした「保健指導プログラム」も新たに導入される。つまり、我われ個人にとっては、これまで以上に健康リスクを回避できるチャンスが増えるというわけだ。
一方、「メタボリックシンドローム」という指標を導入することは、企業の健康管理にも役立つことは間違いない。たとえば、今まではコレステロール対策、糖尿病予防、ダイエットといった具合に、個別の疾病に対してそれぞれ違った指導をしていたのが、メタボリックシンドロームという考え方によって、予防的な部分(具体的には内臓脂肪型肥満予防)でまとめて指導することができるようになる。
また、新たな指標を取り入れたからといって、必ずしもメタボリックシンドロームの指導だけを特別に行わなければならないというわけではない。「メンタルヘルスや過重労働の問題で産業医や保健師が社員と面談する機会を作っている企業なら、そこでメタボリックシンドロームの指導も行えばいいことです。太らない生活習慣というのは健康な生活習慣とほぼイコールですから」と指摘する専門家もいる。
たとえば、これまでメンタルヘルスなどの観点から語られることの多かった「過重労働」についての取り組みも、メタボリックシンドローム対策となる。つまり、「残業になれば、夕食が遅くなる → すると食べてすぐ寝ることになり、太りやすくなる」と考えれば、「残業が少なくなって健康的な生活を送ること=肥満対策」にもつながるというわけだ。このように、多様な機会を捉え、ほかの取り組みと並行した対策を取ることで、社員の健康対策だけではなく、生産性の向上やCSR対策など、さまざまな相乗効果を生み出す可能性があるのだ。
前述の通り、特定健診や保険指導は企業に直接義務付けられたものではない。しかし、これらの施策に社員が積極的に取り組んでいけるように環境を整えていくのは、企業にとっての大きな役割の1つといえるだろう。各健保や産業医などとの協力体制を整え、社員の健康リスクの回避にぜひつなげていきたいものである。
“社員が健康になることで、企業が負担すべき費用が減る”という時代になってきた。企業も個人もメタボリックシンドロームへの対策を真剣に考えなくてはならない今、どんな対応が可能なのか。個人でできる対策、そして企業がサポートできることをさぐる。
Oracleネットワークを構成・管理するツールとその使い方、実際の接続の流れを学ぶ。細かい用語の間違いに注意!
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[ 468] 1.子どもへの方策
[引用サイト]  http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/1bunkakai/dai4/1-4siryou1.html

挨拶をしっかりする各家庭に「心の庭」(会話と笑いの場)をつくる「しつけ3原則」の提唱・実施 甘えるな 他人に迷惑をかけるな 生かされて生きることを自覚せよ団地、マンション等に「床の間」を作る
挨拶をしっかりする教師一人一人が信念を示す教壇を復活させることなどにより、教師の人格的権威の確立させること 倫理、情操教育を行う歴史教育を重視する国語における古典の重視敬語を使う時間を作る体育活動、文化活動を教育の柱にすえるスポーツを通じて人間性を育む夏休みなど長期休暇のあり方の見直し自然体験、社会体験等の体験学習の義務化青少年施設、自治公民館等での合宿遠足でバスを使わせない、お寺で3〜5時間座らせる等の「我慢の教育」をする地域の偉人の副読本を作成・配布する学校に畳の部屋を作る学校に教育機関としてのシンボルを設ける
挨拶をしっかりする「しつけ3原則」の提唱・実施他人の子どもも誉めよう、叱ろう運動を国民的な運動として行う通学合宿の実施有害情報、玩具等へのNPOなどによるチェック、法令による規制
<小学生>小学校の学習内容を、知識半分、人格形成半分にし、特に人格教育を重視する基本的な言葉(読む、書く、語る)、社会人が持つべき最低限の算数や理科の知識を教える簡素な宿舎で約2週間共同生活を行い肉体労働をする
大人自身が反省する親の責任の自覚親子関係は鑑と鏡の関係家庭教育にもっと父親が参加する親が人生の目的を持つ「しつけ3原則」の提唱・実施
企業は1年間に5日程度父親が教育に関われるよう休暇を作る企業は従業員に対して子育てやボランティアのための休暇を認める企業は教育に関する書籍や地域の歴史文化に関する書籍を備えた父親文庫を設置する各分野のプロが当該分野のノウハウを地域へ提供する名刺に信念を書くなど、大人一人一人が座右の銘、信念を明示する
子どもを厳しく「飼い馴らす」必要があることを国民にアピールして覚悟してもらう「ここで時代が変わった」「変わらないと日本が滅びる」というようなことをアナウンスし、ショック療法を行う国民会議の提言を広く国民に知らせるための積極的な活動家庭教育について対話できる土壌をつくるため、企業やテレビと協力して古来の諺などを呼びかける子育てにおいて必要な事項を決めた育児憲章を作る家庭教育手帳の年度毎の更新、配布義務教育年限の子どもの扶養控除額を100万円に引き上げる出産後の親業教育の義務化バーチャル・リアリティは悪であるということをハッキリと言う
芸術、宗教、文化の領域にかかわる教育を(科学技術と社会科学に次ぐ)第3の教育軸として位置づけ、教育システムの抜本的な再編成を早急に行う義務教育を大幅に見直し、多様化を図る一定レベルの家庭教育がなされていない子どもの就学を保留扱いする他の子どもの学習する権利を妨げる子どもを排除する権限と義務を学校に付与する問題を抱える学校に指導主事のチームを常駐させるトラブルの処理は学校だけでは無理であり、教育委員会が第3者機関を作り、そこで引き受ける警察OBを学校に常駐させる ・ 子どもが生き生きと過ごしている学校の分析・検討と情報の提供部活などが体験学習の妨げにならないよう、曜日時間を限定する文部省、マスコミが1、2週間程度学校で過ごす
「ここで時代が変わった」「変わらないと日本が滅びる」というようなことをアナウンスし、ショック療法を行う教育基本法を改正を提起し、従来の惰性的気風を打ち破るための社会的ショック療法とするスローガン、目標を作り大人一人一人の生涯徳育を助長するマスコミと協力したキャンペーンを行う改革を受け入れる基本的土壌をつくる中央からの文書は、簡潔・明瞭で官庁用語を使わず解りやすい言葉で住民一人一人に伝わるよう工夫をする社会教育委員会の開催頻度を増やすとともに、青壮年の男女をバランスよく任命し、地域の教育力を回復する自治公民館の機能の活性化

 

[ 469] 日産が取り組むマーケと企業PRの未来系/日産自動車の場合 | Web担当者Forum
[引用サイト]  http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/05/01/2940

従来の広報の仕事に新しくサイトの運営が増えたと同時に、インターネット時代のPR活動としてマスメディアが対象の広報活動からインターネットを通じたあらゆるステークホルダーとのコミュニケーションへの変化にも対応しなければなりません。
広報のプロフェッショナルがウェブサイトのオーナーのプロフェッショナルになるためには、大きな意識改革が必要です。
この連載では、試行錯誤の中、成功のルールを発見しつつある企業の広報担当者から、成功のルールを導き出すまでのプロセスやノウハウをレポートしてきます。
日産自動車株式会社の有するウェブサイトは全世界に渡って80サイト以上にも達するそうです。それらのウェブサイトを通じて、それぞれの国、地域で独自の情報発信をしています。
今回は、オンラインマーケティングにおいて多くの話題を集めている日産自動車の販売促進からのアプローチと、公式ウェブサイトにおけるコーポレートコミュニケーションのアプローチ、そして対マスコミを担当している広報の3人の方にご登場いただき、それぞれの立場からの現在の取り組みと次の課題についてお話を伺いました。
ネットPR時代、各部門のミッションを達成するために、部門を越えた情報共有は必須です。今回お話を伺った3人の方は、それぞれ「企業の公式サイト」「販促」「企業広報」と、担当とミッションが異なります。とはいうものの、現在、2週間に1回のペースで、連絡会議を実施しているそうです。
「日産自動車のウェブサイトとしては、企業サイトとインフィニティなどのブランドサイトなど世界中に合計80サイト以上あります。各国のサイトには、それぞれ国ごとに担当がいて、たくさんサイトが存在していますが、(企業としての)メッセージや安全性、社会貢献などについての考え方は1つです。その部分を企業サイトが担当しています」(井原氏)
「マーケティング本部の販売促進部では、国内のお客さまが対象のため、我々は国内を対象にしています。お客さまに来店していただいて、最終的に自動車を購入していただくのが我々の大きな目的です。ですから、いかにお客さまの来店を増やすか、どうやって商品の魅力を知ってもらうかというのが主な業務であり、インターネットがきっかけの来場者数や、データベースマーケティングからの販売台数が主要な指標になっています。お客さまからすると同じように見えるかもしれませんが、企業サイトとはゴールが違うんですよ」(工藤氏)
同じウェブサイトといっても、グローバルと国内専門、マーケティング/販促と企業広報では、対象はもちろん、組織もかなり違うようです。その膨大なウェブサイトの運用はどのような体制で行われているのでしょうか?
マーケティングサイトの運営の一部を井原さんの広報・CSR部で担当しているなど、業務上での連携は以前からあったそうです。組織上は他部門が担当しているとはいえ、インターネットユーザー(=顧客、潜在顧客)からみると「日産自動車」という企業からの情報発信であることは変わりありません。ユーザーからの目線を考えると、部門を越えての連携は、あらゆる企業にとって強化されていかなければならない課題だといえます。
部門を越えた連携の重要性にいち早く気づいたみなさん。とはいえ、日産自動車のような大企業において、それを実現するのは容易ではなかっただろうと思われます。ネットの最新動向に敏感で、多くのオンラインマーケティングを成功に導いてきたみなさんのバックグラウンドについて聞いてみました。
外資系広告代理店から「クライアント(広告主)側の立場でインターネットを本格的にやってみたい」ということで、2002年に日産自動車に転職したという工藤氏。2005年〜2006年には北米でマーケティングストラテジーを担当していたそうです。
「広告代理店のダイレクト・マーケティング局にいた時には、DMがあまりに儲からなくて(笑)。当時は『これからインターネットユーザーが100万になります』なんて言っていた時代。でも、インターネットに何かあるのではないのかという思いがありましたね」(工藤氏)
一方、大学でPRが専門だったという井原氏。某社でインターネット関連のソフトウェアを担当後、広報へ。広報の立場からIT関連ベンチャー立ち上げ時のウェブサイトの担当をしていたそうです。「形のないサービスを扱っていたが、形のあるものを広報したかった」ということで、2003年に日産自動車に入社。
日産自動車のオンラインでの存在感に大きさの背景には、早い時期からインターネット関連の実務の経験を積んでいたプロがいたんですね。
自動車メーカーにとって、テレビCMをはじめとするマスマーケティングは切っても切れない関係です。そこにまったく新しいメディアとして登場したインターネット。日産自動車におけるマスとネットの関係は、いまどのような状況なのでしょうか?
昨年くらいから、マスとネットが連動した、いい実績が出てきています。たとえば、デュアリス(DUALIS)の場合、テレビでは、車がパワードスーツに変身するというインパクトのある映像。ウェブではバイラルムービーを仕掛けて、そこからクルマの魅力を知ってもらうという流れを作りました。
具体的な事例からもおわかりのとおり、もはやマスからネットへの過渡期ではなく、その効果の最大化を模索するために、いろんなチャレンジをしているという状況がうかがえます。
認知を目的としたマスマーケティングに対して、一人ひとりのユーザーの行動が、具体的な数字で見えるオンラインマーケティング。コンタクトポイントが複雑化しているとはいえ、実際にウェブサイトにアクセスしたユーザーをどこに誘導するかは、やはり大きな課題です。
販促ウェブサイトの宿命ともいえる効果測定の指標。日産自動車では具体的にどこにゴールを定めているのでしょうか?
「効果の指標はそのときのマーケティングの目的によって異なりますが、特に重視しているのは、販売店検索と試乗車検索。これがネットから実際の来店につながる出口、ウェブサイトでの目的地点になることが多いですね。自分の興味のある車種がどこにあるか、どこのお店に行けば試乗できるのかをウェブサイトで事前に確認いただき、来店してもらうという流れになります。
来店時にアンケートはしているのですが、ウェブがきっかけで来店しているお客さまの数は右肩上がりです。特に都市部では来店の有力なきっかけとなっています。テレビは、投入している金額に応じて結構な差が出るんですよ」(工藤氏)
自宅の近くにある販売店はどこか、どこの販売店に行けば気になる車を試乗できるのか。ユーザーが検索をするという行為が、ネットからリアルへの橋渡しとなっているわけですね。
「コンテンツを作れば作っただけというのではなく、作ったらユーザーに来てもらう方にもお金をかけるべきなんです」という工藤氏。ウェブならではの情報発信やコミュニケーションにおいて多くの成功体験を持つ日産自動車では、今後ウェブに特化したコンテンツへの投資、予算配分についてどのように考えているのでしょうか?
「オンラインに集客するためのマーケティングには、オンラインメディアを活用することが多いです。日本ではヤフーの強さが際立っているので、そことどう連携していくかという点と、購入に近い人たちを擁しているオンラインメディアとの関係の強化がポイントです。行動ターゲティングもいろいろ試しています。
社内的には、ティーダ公式ブログの成功の体験などがあるので、車種ごとの担当者からオリジナルコンテンツの企画も含めて、どんどんやってほしいという依頼があります。今までのデータから最適予算を算出し、逆に使いすぎないように担当者にアドバイスするケースもあるくらいです。同じ予算を使うのであれば、車種ごとでやるよりも、nissan.co.jp全体でやることに使った方がいい場合もあるので、そういったバランスは気にしています。」(工藤氏)
あらゆる情報が氾濫しているインターネット上では、良いコンテンツだからといって必ずしも人が集まるとは限りません。日産自動車のように確立されたブランドを持っている企業においても、コンテンツを作りっぱなしでは意味がないというのが現状のようです。そして、もう1つ重要なことは、コンテンツの寿命。アーカイブ化されていくコンテンツと期間限定のコンテンツによっても、コンテンツ制作費とマーケティング予算のバランスは、変わってきます。
いずれにせよ、「コンバージョンをみながら、メニューやコンテンツを改訂したり、クリエイティブを変更したり」(工藤氏)していくという基本がしっかり実施できていることが、大前提になります。
今回の取材で、どうしてもお話をお聞きしたかったのが、2004年に東京インタラクティブアドアワードでグランプリを受賞したウェブシネマ「TRUNK」のこと。
日産自動車のオンラインマーケティングといえば、最近はティーダブログの成功話が業界では広く知られていますが、個人的には、BMWがウェブシネマで話題になっていた当時、まだブロードバンドのインフラも整備されていない中で展開された「TRUNK」、その企画のスケールの大きさにワクワクしたことが忘れられません。この企画を担当されたのも、もちろん工藤さん。ということで、当時のお話を伺ってみました。
「企画を立ち上げたのは、2002年の12月。それまで日産自動車と接点のない人に対して、どうやってタッチポイントを広げていくか、データを取る過程で、日産自動車に対しての好感度を上げていくことを考えていました。日本で当時、ショートフィルムを活用している例がなかったので、最初にやればいけるんじゃないかと思ったんです」(工藤氏)
「200MBをダウンロードさせて視聴させるという企画もひどかった」と笑う工藤さんですが、「TRUNK」に関わったスタッフは、みなさん、今やオンラインマーケティングの先駆者として著名な方々ばかり。そういう視点からみても、国内のオンラインマーケティングの歴史において、非常に意味のあるプロジェクトだったと思っています。
それにしても、大会社であるにもかかわらず、現在のブログマーケティングはもちろん、当時の「TRUNK」のような企画も含めて、こういう新しい企画が実現できる組織というのは強いですね。
「なにかすごいことをやってほしい、という雰囲気があったんです。もちろん、そのための数字のデータも作りました。取得されるDB数とそれをきっかけにした販売台数。視聴者自体は思ったほど伸びなかったのですが、最終的なROIは出ましたね」(工藤氏)
メディアとして、またコミュニケーションの手段として、まったく新しいことにチャレンジしているにもかかわらず、目標が達成されてしまうところに、当時の工藤さんをはじめ、みなさんの仮説力の高さを感じます。
広報予算ゼロでも成功を収めるPRの発想とは/ケンコーコムの場合あえて社長ブログを選択しない理由とは/ワイキューブの場合リリースはだれのもの? コアターゲットへの情報提供の新スタイル/バンダイの場合単純な効果測定では捉えきれない新しい情報流通/ワールド・ファミリーの場合「ROI+仮説+データの蓄積」で見つけるネットPRの成功サイクル/デジタルフォレストの場合ネット露出でテレビ取材依頼をゲット?検索結果が生む信頼性/サミーネットワークスの場合ユーザー参加メディアの広報リリース情報源はユーザーから/フォートラベルの場合雑誌広告とネットPRの使い分けで企業プレゼンスと獲得をそれぞれ向上/ロックオンの場合複数のサイトによる情報発信でB2Bの信頼感をB2Cへ届ける/奥本製粉の場合ネットもリアルも自然体で企業ブランドを高める企業風土とは/サン電子の場合日産が取り組むマーケと企業PRの未来系/日産自動車の場合バックナンバーインデックスへ
弊社代表の神原が取材した「日産が取り組むマーケと企業PRの未来系/日産自動車の場合」が公開されました

 

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