不信とは?/ キャッシュワン
[ 250] カウンセリングサービス■心理学講座「不信感〜人を信じられない痛み〜」
[引用サイト] http://www.counselingservice.jp/lecture/lec81.html
そして、人から分離してしまえば、孤独感や寂しさを感じることとなり、自分はまるで宇宙空間に一人ぼっち・・・なんて強烈な感情を感じてしまうこともあります。 いくつか既にさらっと紹介してしまっているものもありますが、カウンセリングの中でよく出てくるのが小学生、中学生の頃に受けたいじめの痛みです。 その時助けを求めた先生にも相手にされなかったり、また、迷惑をかけたくないと家族にも言えない例も多く、そのばらばらになったハートをひとりで抱えたまま大人になってしまう場合も少なく無いですね。 いじめの痛みも、周りの大人やその後に出会う友人、恋人によって癒されていくケースも少なくないと思いますが、深く心の奥底にこびりついてしまっている場合もありますね。 お客さまによって色々なセラピーの方法が考えられるのですが、その出来事を客観的に再体験して心の痛みを解放して行ったり、その後の対人関係で抑圧してしまった気持ちを一つ一つコミュニケーションしていく方法などを良く使いますね。 愛情が無くなって別れた場合はもちろんですが、別の異性に走られたり、自分の友達とくっついたり、また、親や第三者によって引き裂かれたりすると、不信感を感じる対象もどんどん広がってしまうようです。 特に失恋を重ねていくと、恋愛そのものに臆病になってしまいますし、異性をなかなか信じられなくなるので、今度は恋する気持ちも沸かなくなってしまいます。 この場合には、そのきっかけとなった失恋を見つめなおして、改めてその恋愛を手放していく方法や、その彼を許し、自分を許すセラピーなどを提案することが多いですね。 いじめや失恋の他にも対人関係の中で出来た痛みが人への不信感を作るものなのですが、そういったことが直接関わらなくても、漠然とした不信感を抱いてしまうことがあるんですよね。 許しのレクチャーもありましたが、他人を許せないと自分のこともなかなか許すことができないため、この自己嫌悪による不信感は根深い思いとして残ることが少なくないのかもしれないですね。 カウンセリングというのは先ほど書いたように信頼関係が基本中の基本ですから、カウンセラーに対して信頼を抱けるようになれば、それが突破口となって、不信感が徐々に払拭されていくことが多いようです。 面談後に感想やその後の様子をメールなどでご報告いただくのですが、特に丁寧に、慎重に言葉を選ばれてメールを書かれているのが手に取るように分かったりしますし、面談で再会したときにも「また、お時間取らせて申し訳ありません」みたいなことをおっしゃってくださる方もいます。 |
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